コピペ107

10 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2012/08/15(水) 13:52:19.23 id:mzJDHuon0
私には父がおらずいつも4人の妹弟達の面倒を見ていた。
だがある日、テレビで見たボーダーブレイクの世界に憧れ、私もエースボーダーになりたいと思い母に相談した
「何?エースボーダーになりたい?駄目に決まってるでしょ…」
「あんたがそんな事してたら誰が妹弟の面倒みるん?」
だが私は夢を諦めきれず、母のいない隙に財布から一万円を抜き、そのお金でボーダーブレイクを始めた
駄目だったら、才能なかったら諦めよう…そう思っていた
だけど物覚えも良く運動神経もよかった私は、あっという間に店舗で1番のSSランカーになった
店のみんなが私を憧れと羨望の目で見る。私にはボーダーブレイクの才能があった。私でもエースボーダーになれる!
そんなある日一人の天才ボーダーが転入してきた
彼女はあっさり私の憧れだったEXに到達。とりあえず動揺を隠しながら挨拶に行ったら「あげる」とEXのカードを渡され彼女は引っ越して行った
彼女は住む世界が違う…私ももっと頑張らなければあの娘の世界に近づけない…
それからも母の財布からお金を抜き取りながらボーダーブレイクをし続け、ついにエースボーダー戦に呼ばれる事になった
都会に出るために母に相談することにした
母は働きすぎて過労で入院中だったので病院に行きその旨を伝えたが、あまり乗り気じゃないみたいだった
私「ダメだったら諦めて就職するから…」
母「そう…」
母「………」
母「トイレ…行ってくるね」
駄目か…どうして『行って来なさい』と言ってくれないのだろう。母は私の夢なんてどうでもいいのだろうか?
私はベッドの横にあった母のバッグから財布を取り出し、一万円を抜き取ると病院を後にして都会へ向かった
そのエースボーダー戦の最中、母が亡くなった
慌てる職員達に早く帰りなさい!と言われ騒然とする会場
だが私はボーダーブレイクを選んだ。淡々とptを重ねて見事大会に優勝した

後から知った話だが、私の名前はのびのび育って欲しいという意味で『のぶ子』と名付けられたという事
母のパート時間が増えてたという事
私がボーダーブレイクを始めてから母は常に財布の中から一万円札を無くさなかった事
その話を知った時、私は自分の部屋で>>1乙した