コピペ025

6 ゲームセンター名無し [sage] 2010/06/04(金) 19:20:43 id:sp39/4cp0 Be:
「ほう、やるじゃないか」
「素晴らしい働きです」
さわやかなNiceのチャットが、澄みきったベースにこだまする。
オペ子様のお庭に集う傭兵たちが、今日もケーファー45頭のような無垢な
笑顔で、背の高いベースゲートをくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、買ったばかりの新しい装備。ブーストを切らさないように
SPゲージ使い切らないように、ゆっくり歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、敵凸屋の死体に弾を撃ち込むなどといった、はしたないボーダーなど存在していようはずもない。

Bランク。
稼働初期からあるこの階級は、もとは海老の育成のためにつくられたという、伝統ある階級である。
Aランク直下。Cランクの面影を未だに残しているクーガーの多いこのランクで、オペ子に見守られ、
B5からB1までの一貫教育が受けられるボーダーの園。
時代は移り変わり、ヴァージョンが1.01から何回も改まった1.15の今日でさえ、
十八年通い続ければ温室育ちの純粋培養の海老が箱入りでA戦に出荷される、
という仕組みが未だに残っている貴重なランクである。